この記事は、いるかは、江戸へ(中編)の続編です。
もっというと、いるかは、江戸へ(前編)の続々編です。
まだ未読の方は、そちらからご覧くださいませ。
昨晩はとても笑った一日でした。アレだけ笑ったなら当分長生きできそうな気がします。笑う門には福来ると言いますし、相当数の福が来ていたんじゃないかなあ。酔いも酷くなく、宿についた頃にはもういっぱい引っ掛けてもイケるなあと思うくらいの元気さだったので、これからこういう飲み方を心がけていきたいなあと思います。(結局宿では飲んでませんけどね)
もっというと、いるかは、江戸へ(前編)の続々編です。
まだ未読の方は、そちらからご覧くださいませ。
昨晩はとても笑った一日でした。アレだけ笑ったなら当分長生きできそうな気がします。笑う門には福来ると言いますし、相当数の福が来ていたんじゃないかなあ。酔いも酷くなく、宿についた頃にはもういっぱい引っ掛けてもイケるなあと思うくらいの元気さだったので、これからこういう飲み方を心がけていきたいなあと思います。(結局宿では飲んでませんけどね)
さて、東京最終日です。チェックアウトの時間になったので宿を出て、駅から地下鉄に乗ります。日比谷線に乗って、人形町で浅草線に乗り換えました。東京の地下鉄はややこしいと聞きますし、たしかに路線図はややこしいんですが、出発地と目的地を結ぶ路線だけ分かっておけば基本はなんとかなるんじゃないかなと思います。別に東京に限らず、どの路線でもそれは言えるとは思いますけれどもね。ただ、強いて言うなら、遅れた時とかに少しでも先へ進みたいとか、そういう時に乗り換えスキルが役立つと思いますけれど、でもそれってそんなに回数多くないでしょうしねえ。阪和線やら大和路線ならまだしも。
なんだかんだで今回の旅行では京急にガッツリ乗りませんでしたねえ。浅草線の中でしか乗ってません。泉岳寺からは都営の白い電車に乗って、馬込へ。ニコ動とかだと石原車と呼ばれてますが、この時は「猪瀬車になるんかなあ」なんて話をしてました。今なら舛添車なのかな。ドアが開閉するときの音といい、モーターが駆動する音といい、近鉄電車にしか感じられませんが、車内は「あみま倶楽部」とか「まわりゃんせ」とか「あべのハルカス」とかではなく、「成田空港」とか「羽田空港」とか「東京スカイツリー」とかTokyoを感じさせる広告にあふれていました。ただ、同じ公営交通でも大阪市営地下鉄みたいに広告ごちゃごちゃしてないのは良いですね。
さてさて、僕達が馬込駅で降りてどこへ行ったかというと、油そばで有名(らしいです。)な笑麺亭というお店です。僕は始めてだったんですが、えろくまちゃんとかかごやんは糀谷のお店の方に何度か行ったことがあるそうです。彼らは僕より東京に来てたから、僕より多くお店とかを知ってはります。うらやましい。
滅多に来れないお店に行ったわけですし、店の外観とか写真とっとくべきだったんでしょうけど、早く食べたかったのでそんなことてっきり忘れてました。撮っときゃあよかったなあと後悔。駅から新幹線とか横須賀線の高架をくぐる方向に進むというのは覚えてるんですが、写真がないとなんとも説明しづらいですよねえ……。こりゃあ食のレポートとか当分頼まれなさそうだ。まあ、誰に頼まれるんだという話ですけど。
油そば自体初めての経験です。え、ラー油とお酢だけで味とかすんのか?と最初は疑ってかかったんですが、その疑いは無駄なものでした。はっきり言って、おいしかったです。最後にお湯と卵足してもらって飲んだんですが、寒かったので体が温まりました。世界には色々なラーメンがありますね。四条貴音さんがハマるのも仕方ないのかもしれません。アイマスの映画が公開されてるので勝手に便乗してみました(見てませんすいません)
昨日、ひかりさまの誕生日会二次会にて、ひかりさまに「次の日はどっか行くの?」と尋ねられ、「まだ未定なんよねー」と答えると、「東京ドームで面白いことやってるから行こうぜ」と誘われ、えろくまちゃんとかごやんと「いくかー!」と言うことになったという経緯があったのですが、そういえば全く触れていませんでしたね。まあとりあえず一緒に遊びに行くことになりました(雑
何もなければ鉄博にでも行くか?とか思ってたんですが、熊氏と「鉄博は逃げない」と結論を出して東京ドームへ行くことに決定。ひかりさま達と次の日も遊ぶことになっていたのでした。というわけで、油そばを食べたあとは、浅草線に乗って途中で三田線に乗り換えます。三田線はワンマンだったのでびっくりしました。こんな都心なのにワンマンが走ってるのか…!田原本線と同じやんか!
実は、僕は野球は好きなのですが見に行ったことが人生で一度しかありません。ほとんど野球場に行った事がないのでちょっとドキドキ。
ってここ東京ドームかよ!!敵地じゃねーか!!江藤ァ!!大竹ァ!!
新しくやってきた一岡選手にはぜひ頑張って欲しいなぁと思います。
何の話だっけ。
東京ドームへ入場する列がすごく連なっており、並んでいると前に進む人数より後ろに並んでいく人数の方が多い状態でした。「すぐ入れます!」とか言われた割に、結構かかりました。綺麗事を言って、実際あんまり繋がらないソフトバンクみたいやな、とみんなで愚痴ってました。しかし、東京は人が多いですね。
丁度この日は成人式で、野外ステージで各地の踊りをしていました。法被とかを着た人が多く、沖縄とか北九州とかの成人式が東京でも行われているのかなと一瞬思いました。この頃から、「法被=成人式」という等式が頭のなかで成立してしまっていたのです。
東京ドームに入る前に荷物チェックが行われていました。飯テロを大々的に行っている会場で、テロ対策とは不思議なものです。めっちゃ並んでいたのだから、荷物チェックの列を1つ増やせばいいのにね、なんて話をしていました。イベントスタッフをやっていた身からすると、結構もどかしい気持ちでした。
東京ドームの入り口は回転扉で、なんで普通の観音開きの扉じゃないんだろうと思っていたのですが、屋根を膨らませるために外と中で気圧を変えているので、そのせいらしいです。実際、中に入るとちょっと耳がツーンとしました。
パンフレットを貰って、何を買うのかを決めます。とりあえず、なにか食べないとね!ということで丼を攻めることにしました。どんぶりコンテストというものがやっており、一番美味しい物を決めるそうです。日本各地で予選が行われていたらしく、調べてみると関西でも実施されていました。見に行けば食べられたのかなぁ。
どこのどんぶりかも忘れましたが、美味しかったです。結構並んでおり、人気サークル状態でした。どんぶりは、どこのブースも量はそんな多くなかったんですが、色んな種類を買ってみんなで分け分けしたので、色んな味を楽しむことが出来ました。
牡蠣ってことは広島かどっかなのかなと思うのですが(適当)、これも美味しかったです。牡蠣は最近好きになりました。というか、今までそんなに積極的に食べるものでは無かったのですが、最近はカキフライの旨さにハマってしまいました。
打球が看板直撃するとお金貰えるんでしたっけ?
結構な高さがあるなあと思って見ていました。広告に関しても、さすが東京と言えばいいのでしょうか、スポンサーは全国区か僕の知らない関東ローカル(?)ものばかり。しかしあれですね、ドームって結構急なんですね。それがびっくりです。
色々なブースがあり、全てを回り切ることは出来ませんでしたが人がごった返してました。こんなに人間がいるなんて、どこから湧いてきたんだ……と思ってしまいます。写真にも写っていますが、実は座席の上の部分は使われていません。なのにこの人数。ドームの収容人数って凄いんだなぁと思いました。下手しいどこぞの市町村よりも人が多いかもしれませんもんねえ。
っていうか僕の住んでる町よりも東京ドームの収容人数多いじゃないか……。
さて、色々話をしたりご飯を食べたりしていると、下の特設ステージ的な所でお祭りが始まりました。みんな法被を着ているので「これはどこどこの成人式なんだな」などとこちらも盛り上がっていました。どう見ても風評被害です本当にありがとうございました。
目の前で大きな鉾が動き始めました。
ただ、気のせいでしょうか。
謎の人形が乗ってます
なんだこの人形は…
アナウンスいわく、千葉県のとあるところのお祭らしいですが、法被を着た人たちが下に集まっている光景は、何度も言いますが僕達には成人式にしか見えません。
「すっげえでけえ人形だなアレ」
「もしかしてあれがドール…?」
「じゃああれはドール沼の人たち…?」
「ってことはこれはドール沼の成人式やな」
お祭りが始まった時にひかりさまが「なんか騒ぎ出したぞ…!」と言ったり、あの人形を見て「8/1フィギュアだな」と言われたり、恐らく周囲の人達とはまた違った祭りの楽しみ方をしていたような気がします。楽しければいいんです。
少しすると、まさきち氏がやって来ました。
「すっげえ並んでる」と実況が来ていた割には案外すんなりと入れたようです。僕達の時はソフトバンク4G(笑)状態だったのと比べるとエラい違いです。
パンフレットを見ると、日本酒の試飲ができると書かれているブースがあったので、えろくまちゃんと繰り出すことに。1杯200円という値段設定はどこぞのお店でも聞いたことがありますね。どこのお店だったかは忘れましたが、どこだったかなあ。最近行ってないから忘れちゃったなあ。
広島県のお酒が置いてありました。色々とあったのですが、折角なので新酒を飲むことに。テンション上がって飲んでたので味は覚えていませんが、甘めだった記憶があります。フルーティな香りがして、奈良のお酒で言うなら鷹長かなぁという感じの味でした。まだプロではないので、2つを並べられたら分からないかもしれないですね……。
しかし、人は減りませんね。目線を下ろすと大混雑している通りがあったのですが、そこは最初からずっと混んでいました。何か人気のものが置いてあったんでしょうかね?混んでる所は回避したのでよく分からなかったです。
ひかりさまやえろくまちゃんとかごやんは時間になったので帰ることに。ひかりさまには「また会おうぜ!」と約束して、えろくまちゃんとかごやんとは「ほなまた関西で」と約束し、彼らは東京ドームを後にしました。僕はまさきち氏とかともうちょっと楽しむことに。
えろくまちゃんやひかりさまが帰った後、ドームの奥の方から野太い歓声が上がりました。アイドルでもいたのかなと思ったんですが、案の定そうだったみたいです。なんかそこそこ有名な芸能人(?)が1人いたらしいですよ!すごいですね!(他人事)
でも、僕はあんまりその分野には詳しくないので、名前はなんか聞いたことあるなぁ程度の人で、どんな人なのかは残念ながらイマイチよく分からなかったです。だいぶ遠くに座っていた僕達のところまで野太いコールが聞こえてきたのできっと凄いんじゃないかなあと思います。
途中で音響がハウリングしてたのは元放送部員として非常に気になるところではありましたが。
で、その後何をしたのかというと、まさきちとアキバに行って、僕のau回線の予約番号を発行してました。次の日に大阪で乗り換えキャンペーン的なのがやってたので、時間的にこのタイミングしか無かったのです。何気に今回初アキバじゃないでしょうか。普段は必ず行ってたんですが、よく寄っていたお店も寄れない感じのお店に改装したそうですし、別にオタグッズとかあんまり買う人じゃないので、段々とこの街に寄る用事が無くなっている気がします。それだけ色んな所に行けると考えるといいことかもしれませんが、初めて来た時に寄った街なので寂しい気もします。よく分からん。
予約番号を発行した後、ちょっとぶらりとしてから東京駅へ向かうことに。
帰るにはまだまだ時間が3時間以上あったのですが、僕は人質を解放おみやげを渡しに東京駅へ行く必要があったのでした。
そのおみやげは、春鹿で有名な今西清兵衛商店で売られている燻製の奈良漬。結構美味しいのでオススメですが、奈良でしか買えません。あんまり全国展開とかしてほしくない商品の1つだったりします。奈良漬が苦手な人でも結構食べることが出来るんじゃないでしょうか。少なくとも僕はその部類の人だったので。
んで、いしさんを会いました。前にチラッと出て来たことがあります。ゆうさいさん行ったときですね、確か。いしさんに燻製の奈良漬を渡して、飲みに行きました。
塩とお酒はなんで合うんでしょうね。不思議です。
このお店で結構飲んだので、お酒はだいぶ回っておりました。視界がちょっとチッカチッカする感じで、これ以上飲んだら危ないかなあと思ったんですが、「どうせ終点までバスやし3列やしええか」と言うことでもう1軒行くことに。
まさか二軒目で酔いが一気に覚めることになるとは思いませんでしたよ、ええ。
皇居方面(ドヤァ
方面の凄さがヤバイですね。奈良で言うと「大仏方面」みたいな感じでしょうか。でも大仏駅って大昔に奈良県にあったらしいしややこしいかもなあ。
東京駅の出口は、いつも八重洲と丸の内の名前を間違えます。どっちも結構有名なので、そのせいかなとおもいます。いい覚え方があればいいんですけどねえ。バスが出るのが八重洲でしたっけ、確か。
歩けるレベルではありますが、酔ってる状態で、時間だけを気にしながらいしさんについていきます。なんか雰囲気が変わり、これはこんな格好で行っちゃあいけないんじゃないのかな…?と思いながら、段々と肩身が狭くなっていきます。
ヤバいとこに来た気がする。
うん、非常に、非常にヤバい。
周囲のお客様を見る限り、僕の年代の人は1人もいない。
女性も、着物をお召になられた方が多いし、男性は白髪の似合うオジサマたちばかりだ。やばいぞ、やばいぞ。こんな所に迷い込んだら最後、僕は死んでしまうんじゃないだろうか。
と、とりあえず注文を致しましょうか……大丈夫、大丈夫。落ち着くのよ、いるかむ。僕はいいところのぼんぼんと自分に言い聞かせます。言い聞かせた所で僕と同じ年代の人は増えないんですけどね。
値段表を見たら額が「ん?」となるものだったので余計に目が覚めました。
「東京駅」って名前のカクテルだったと記憶しています。
僕がいしさんに「美味しいですけど、どのへんが東京駅なんですかね?」と言うと、お店の人が「赤レンガをイメージした色でございます」と教えてくれはりました。なんか本当はもうちょっと色々教えてもらったんですが、これくらいしか覚えていません。でもありがとうございます。
東京は僕を殺しにかかっている。
友達のLINEグループに「お高いバーに来てしまって震えてる」と写真を添えると全員から「ええなぁ」「西野カナかよ」「粗相マダー?」とかあたたかいメッセージが送られてきました。覚えとけよちくしょう。いやしかし「西野カナかよ」ってツッコミはどうかと思うぞ。
シンプルなデザインでいいなと思って眺めていると、お店の人が何枚かくれました。トランペットを眺める少年がトランペットをもらったらこんな感じなのかなと思いました。視線まで観察されている…だと…?というかここのバーテンダーさんプロすぎるでしょ。
やられてばっかりでは悔しいので、
「たまに仕事でポスターを作ったりするんですが、シンプルなデザインが結構好きで、なるべくそうなるようにしようと思うんですが、難しいんですよね。このコースターのデザイン、シンプルで素敵だなって思います」
と優等生的なコメントをお返ししました。自分でも何言ってるか分かりませんがとりあえず自爆したなって感じがにじみ出ています。場の空気に完全に飲まれましたよ、この僕がね。でも、関西弁喋ったらあかんのちゃうかって思ってしまう雰囲気だったんですよホント。
こういう所って、好みとかを伝えると作ってくれたりするよなぁと言うのは何となく知っていたので、「メニューにないものとかも注文していいんでしょうか…?」と尋ねてから、「あんまり強くなくて、甘い感じのお酒が飲んでみたいので、なにか作って頂けませんか」と注文をしてみました。小慣れてきたでしょ?任せといてくださいよ。もうプロですよ。(ものっそい敬語使ってますが)
いしさんがトイレに行っている間に「こういう所が初めてなので、緊張してしまいます…笑」と店員さんに暴露するいるかむ氏。完全に自爆行為です。店員さんに「人それぞれの楽しみ方がありますから」とフォローをされました。うん、僕がここに来るにはどうやらまだまだケツが青いみたいだな!
バスの時間もそろそろだったので、バーを出ました。二度とこんないい雰囲気の所には来れないかもしれないなぁと思いながらも、また来れたらいいなと心の何処かで思ったのでした。
東京駅の出口を見下ろせる場所があったので、そこから少し眺めてました。何かにつけて、大阪とかに「東京はカタチにとらわれるし肩肘張ってる」[要出典]と言われたり[誰に?]してますが、ここはここで、世界に対して恥ずかしくないようにしようという意識のもと作られたから、カタチが大切だという意識の街なのかもしれないなぁとふと感じました。しらんけどな。
皇居までまーっすぐつながっているらしいですよ。そう考えると凄いなあ。
バスの時間になったので、バスに乗り込んで関西に帰りました。
1人でバスに乗るのとか、だいぶ久々です。帰りのバスでは、後ろに人がいなかったのでラッキー!と思っていたのですが、リクライニングのレバーだと思って引いたレバーが足の部分を跳ね上げさせるためのレバーだったらしくて、「この椅子、リクライニング機能壊れてるやん……最悪や……」と思いながら渋々寝ていました。
大阪つく5分前に「あ、これがリクライニングレバーやんけ!」と見つけたのですが時既に遅し。家に帰ってバイトまでもう1回寝ましたとさ。
ということで、東京旅行編はおしまいです。色々と楽しかったので、また遊びに行きたいなと思います。東京の皆さん、またお会いしましょう。それでは。
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「いるかは、江戸へ」シリーズ
いるかは、江戸へ(前編)
いるかは、江戸へ(中編)
いるかは、江戸へ(後編)
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なんだかんだで今回の旅行では京急にガッツリ乗りませんでしたねえ。浅草線の中でしか乗ってません。泉岳寺からは都営の白い電車に乗って、馬込へ。ニコ動とかだと石原車と呼ばれてますが、この時は「猪瀬車になるんかなあ」なんて話をしてました。今なら舛添車なのかな。ドアが開閉するときの音といい、モーターが駆動する音といい、近鉄電車にしか感じられませんが、車内は「あみま倶楽部」とか「まわりゃんせ」とか「あべのハルカス」とかではなく、「成田空港」とか「羽田空港」とか「東京スカイツリー」とかTokyoを感じさせる広告にあふれていました。ただ、同じ公営交通でも大阪市営地下鉄みたいに広告ごちゃごちゃしてないのは良いですね。
さてさて、僕達が馬込駅で降りてどこへ行ったかというと、油そばで有名(らしいです。)な笑麺亭というお店です。僕は始めてだったんですが、えろくまちゃんとかかごやんは糀谷のお店の方に何度か行ったことがあるそうです。彼らは僕より東京に来てたから、僕より多くお店とかを知ってはります。うらやましい。
滅多に来れないお店に行ったわけですし、店の外観とか写真とっとくべきだったんでしょうけど、早く食べたかったのでそんなことてっきり忘れてました。撮っときゃあよかったなあと後悔。駅から新幹線とか横須賀線の高架をくぐる方向に進むというのは覚えてるんですが、写真がないとなんとも説明しづらいですよねえ……。こりゃあ食のレポートとか当分頼まれなさそうだ。まあ、誰に頼まれるんだという話ですけど。
油そば自体初めての経験です。え、ラー油とお酢だけで味とかすんのか?と最初は疑ってかかったんですが、その疑いは無駄なものでした。はっきり言って、おいしかったです。最後にお湯と卵足してもらって飲んだんですが、寒かったので体が温まりました。世界には色々なラーメンがありますね。四条貴音さんがハマるのも仕方ないのかもしれません。アイマスの映画が公開されてるので勝手に便乗してみました(見てませんすいません)
昨日、ひかりさまの誕生日会二次会にて、ひかりさまに「次の日はどっか行くの?」と尋ねられ、「まだ未定なんよねー」と答えると、「東京ドームで面白いことやってるから行こうぜ」と誘われ、えろくまちゃんとかごやんと「いくかー!」と言うことになったという経緯があったのですが、そういえば全く触れていませんでしたね。まあとりあえず一緒に遊びに行くことになりました(雑
何もなければ鉄博にでも行くか?とか思ってたんですが、熊氏と「鉄博は逃げない」と結論を出して東京ドームへ行くことに決定。ひかりさま達と次の日も遊ぶことになっていたのでした。というわけで、油そばを食べたあとは、浅草線に乗って途中で三田線に乗り換えます。三田線はワンマンだったのでびっくりしました。こんな都心なのにワンマンが走ってるのか…!田原本線と同じやんか!
実は、僕は野球は好きなのですが見に行ったことが人生で一度しかありません。ほとんど野球場に行った事がないのでちょっとドキドキ。
ってここ東京ドームかよ!!敵地じゃねーか!!江藤ァ!!大竹ァ!!
新しくやってきた一岡選手にはぜひ頑張って欲しいなぁと思います。
何の話だっけ。
東京ドームへ入場する列がすごく連なっており、並んでいると前に進む人数より後ろに並んでいく人数の方が多い状態でした。「すぐ入れます!」とか言われた割に、結構かかりました。綺麗事を言って、実際あんまり繋がらないソフトバンクみたいやな、とみんなで愚痴ってました。しかし、東京は人が多いですね。
丁度この日は成人式で、野外ステージで各地の踊りをしていました。法被とかを着た人が多く、沖縄とか北九州とかの成人式が東京でも行われているのかなと一瞬思いました。この頃から、「法被=成人式」という等式が頭のなかで成立してしまっていたのです。
東京ドームに入る前に荷物チェックが行われていました。飯テロを大々的に行っている会場で、テロ対策とは不思議なものです。めっちゃ並んでいたのだから、荷物チェックの列を1つ増やせばいいのにね、なんて話をしていました。イベントスタッフをやっていた身からすると、結構もどかしい気持ちでした。
東京ドームの入り口は回転扉で、なんで普通の観音開きの扉じゃないんだろうと思っていたのですが、屋根を膨らませるために外と中で気圧を変えているので、そのせいらしいです。実際、中に入るとちょっと耳がツーンとしました。
パンフレットを貰って、何を買うのかを決めます。とりあえず、なにか食べないとね!ということで丼を攻めることにしました。どんぶりコンテストというものがやっており、一番美味しい物を決めるそうです。日本各地で予選が行われていたらしく、調べてみると関西でも実施されていました。見に行けば食べられたのかなぁ。
どこのどんぶりかも忘れましたが、美味しかったです。結構並んでおり、人気サークル状態でした。どんぶりは、どこのブースも量はそんな多くなかったんですが、色んな種類を買ってみんなで分け分けしたので、色んな味を楽しむことが出来ました。
牡蠣ってことは広島かどっかなのかなと思うのですが(適当)、これも美味しかったです。牡蠣は最近好きになりました。というか、今までそんなに積極的に食べるものでは無かったのですが、最近はカキフライの旨さにハマってしまいました。
打球が看板直撃するとお金貰えるんでしたっけ?
結構な高さがあるなあと思って見ていました。広告に関しても、さすが東京と言えばいいのでしょうか、スポンサーは全国区か僕の知らない関東ローカル(?)ものばかり。しかしあれですね、ドームって結構急なんですね。それがびっくりです。
色々なブースがあり、全てを回り切ることは出来ませんでしたが人がごった返してました。こんなに人間がいるなんて、どこから湧いてきたんだ……と思ってしまいます。写真にも写っていますが、実は座席の上の部分は使われていません。なのにこの人数。ドームの収容人数って凄いんだなぁと思いました。下手しいどこぞの市町村よりも人が多いかもしれませんもんねえ。
っていうか僕の住んでる町よりも東京ドームの収容人数多いじゃないか……。
さて、色々話をしたりご飯を食べたりしていると、下の特設ステージ的な所でお祭りが始まりました。みんな法被を着ているので「これはどこどこの成人式なんだな」などとこちらも盛り上がっていました。どう見ても風評被害です本当にありがとうございました。
目の前で大きな鉾が動き始めました。
ただ、気のせいでしょうか。
謎の人形が乗ってます
なんだこの人形は…
アナウンスいわく、千葉県のとあるところのお祭らしいですが、法被を着た人たちが下に集まっている光景は、何度も言いますが僕達には成人式にしか見えません。
「すっげえでけえ人形だなアレ」
「もしかしてあれがドール…?」
「じゃああれはドール沼の人たち…?」
「ってことはこれはドール沼の成人式やな」
お祭りが始まった時にひかりさまが「なんか騒ぎ出したぞ…!」と言ったり、あの人形を見て「8/1フィギュアだな」と言われたり、恐らく周囲の人達とはまた違った祭りの楽しみ方をしていたような気がします。楽しければいいんです。
少しすると、まさきち氏がやって来ました。
「すっげえ並んでる」と実況が来ていた割には案外すんなりと入れたようです。僕達の時はソフトバンク4G(笑)状態だったのと比べるとエラい違いです。
パンフレットを見ると、日本酒の試飲ができると書かれているブースがあったので、えろくまちゃんと繰り出すことに。1杯200円という値段設定はどこぞのお店でも聞いたことがありますね。どこのお店だったかは忘れましたが、どこだったかなあ。最近行ってないから忘れちゃったなあ。
広島県のお酒が置いてありました。色々とあったのですが、折角なので新酒を飲むことに。テンション上がって飲んでたので味は覚えていませんが、甘めだった記憶があります。フルーティな香りがして、奈良のお酒で言うなら鷹長かなぁという感じの味でした。まだプロではないので、2つを並べられたら分からないかもしれないですね……。
しかし、人は減りませんね。目線を下ろすと大混雑している通りがあったのですが、そこは最初からずっと混んでいました。何か人気のものが置いてあったんでしょうかね?混んでる所は回避したのでよく分からなかったです。
ひかりさまやえろくまちゃんとかごやんは時間になったので帰ることに。ひかりさまには「また会おうぜ!」と約束して、えろくまちゃんとかごやんとは「ほなまた関西で」と約束し、彼らは東京ドームを後にしました。僕はまさきち氏とかともうちょっと楽しむことに。
えろくまちゃんやひかりさまが帰った後、ドームの奥の方から野太い歓声が上がりました。アイドルでもいたのかなと思ったんですが、案の定そうだったみたいです。なんかそこそこ有名な芸能人(?)が1人いたらしいですよ!すごいですね!(他人事)
でも、僕はあんまりその分野には詳しくないので、名前はなんか聞いたことあるなぁ程度の人で、どんな人なのかは残念ながらイマイチよく分からなかったです。だいぶ遠くに座っていた僕達のところまで野太いコールが聞こえてきたのできっと凄いんじゃないかなあと思います。
途中で音響がハウリングしてたのは元放送部員として非常に気になるところではありましたが。
で、その後何をしたのかというと、まさきちとアキバに行って、僕のau回線の予約番号を発行してました。次の日に大阪で乗り換えキャンペーン的なのがやってたので、時間的にこのタイミングしか無かったのです。何気に今回初アキバじゃないでしょうか。普段は必ず行ってたんですが、よく寄っていたお店も寄れない感じのお店に改装したそうですし、別にオタグッズとかあんまり買う人じゃないので、段々とこの街に寄る用事が無くなっている気がします。それだけ色んな所に行けると考えるといいことかもしれませんが、初めて来た時に寄った街なので寂しい気もします。よく分からん。
予約番号を発行した後、ちょっとぶらりとしてから東京駅へ向かうことに。
帰るにはまだまだ時間が3時間以上あったのですが、僕は
そのおみやげは、春鹿で有名な今西清兵衛商店で売られている燻製の奈良漬。結構美味しいのでオススメですが、奈良でしか買えません。あんまり全国展開とかしてほしくない商品の1つだったりします。奈良漬が苦手な人でも結構食べることが出来るんじゃないでしょうか。少なくとも僕はその部類の人だったので。
んで、いしさんを会いました。前にチラッと出て来たことがあります。ゆうさいさん行ったときですね、確か。いしさんに燻製の奈良漬を渡して、飲みに行きました。
塩とお酒はなんで合うんでしょうね。不思議です。
このお店で結構飲んだので、お酒はだいぶ回っておりました。視界がちょっとチッカチッカする感じで、これ以上飲んだら危ないかなあと思ったんですが、「どうせ終点までバスやし3列やしええか」と言うことでもう1軒行くことに。
まさか二軒目で酔いが一気に覚めることになるとは思いませんでしたよ、ええ。
皇居方面(ドヤァ
方面の凄さがヤバイですね。奈良で言うと「大仏方面」みたいな感じでしょうか。でも大仏駅って大昔に奈良県にあったらしいしややこしいかもなあ。
東京駅の出口は、いつも八重洲と丸の内の名前を間違えます。どっちも結構有名なので、そのせいかなとおもいます。いい覚え方があればいいんですけどねえ。バスが出るのが八重洲でしたっけ、確か。
歩けるレベルではありますが、酔ってる状態で、時間だけを気にしながらいしさんについていきます。なんか雰囲気が変わり、これはこんな格好で行っちゃあいけないんじゃないのかな…?と思いながら、段々と肩身が狭くなっていきます。
ヤバいとこに来た気がする。
うん、非常に、非常にヤバい。
周囲のお客様を見る限り、僕の年代の人は1人もいない。
女性も、着物をお召になられた方が多いし、男性は白髪の似合うオジサマたちばかりだ。やばいぞ、やばいぞ。こんな所に迷い込んだら最後、僕は死んでしまうんじゃないだろうか。
と、とりあえず注文を致しましょうか……大丈夫、大丈夫。落ち着くのよ、いるかむ。僕はいいところのぼんぼんと自分に言い聞かせます。言い聞かせた所で僕と同じ年代の人は増えないんですけどね。
値段表を見たら額が「ん?」となるものだったので余計に目が覚めました。
「東京駅」って名前のカクテルだったと記憶しています。
僕がいしさんに「美味しいですけど、どのへんが東京駅なんですかね?」と言うと、お店の人が「赤レンガをイメージした色でございます」と教えてくれはりました。なんか本当はもうちょっと色々教えてもらったんですが、これくらいしか覚えていません。でもありがとうございます。
東京は僕を殺しにかかっている。
友達のLINEグループに「お高いバーに来てしまって震えてる」と写真を添えると全員から「ええなぁ」「西野カナかよ」「粗相マダー?」とかあたたかいメッセージが送られてきました。覚えとけよちくしょう。いやしかし「西野カナかよ」ってツッコミはどうかと思うぞ。
シンプルなデザインでいいなと思って眺めていると、お店の人が何枚かくれました。トランペットを眺める少年がトランペットをもらったらこんな感じなのかなと思いました。視線まで観察されている…だと…?というかここのバーテンダーさんプロすぎるでしょ。
やられてばっかりでは悔しいので、
「たまに仕事でポスターを作ったりするんですが、シンプルなデザインが結構好きで、なるべくそうなるようにしようと思うんですが、難しいんですよね。このコースターのデザイン、シンプルで素敵だなって思います」
と優等生的なコメントをお返ししました。自分でも何言ってるか分かりませんがとりあえず自爆したなって感じがにじみ出ています。場の空気に完全に飲まれましたよ、この僕がね。でも、関西弁喋ったらあかんのちゃうかって思ってしまう雰囲気だったんですよホント。
こういう所って、好みとかを伝えると作ってくれたりするよなぁと言うのは何となく知っていたので、「メニューにないものとかも注文していいんでしょうか…?」と尋ねてから、「あんまり強くなくて、甘い感じのお酒が飲んでみたいので、なにか作って頂けませんか」と注文をしてみました。小慣れてきたでしょ?任せといてくださいよ。もうプロですよ。(ものっそい敬語使ってますが)
いしさんがトイレに行っている間に「こういう所が初めてなので、緊張してしまいます…笑」と店員さんに暴露するいるかむ氏。完全に自爆行為です。店員さんに「人それぞれの楽しみ方がありますから」とフォローをされました。うん、僕がここに来るにはどうやらまだまだケツが青いみたいだな!
バスの時間もそろそろだったので、バーを出ました。二度とこんないい雰囲気の所には来れないかもしれないなぁと思いながらも、また来れたらいいなと心の何処かで思ったのでした。
東京駅の出口を見下ろせる場所があったので、そこから少し眺めてました。何かにつけて、大阪とかに「東京はカタチにとらわれるし肩肘張ってる」[要出典]と言われたり[誰に?]してますが、ここはここで、世界に対して恥ずかしくないようにしようという意識のもと作られたから、カタチが大切だという意識の街なのかもしれないなぁとふと感じました。しらんけどな。
皇居までまーっすぐつながっているらしいですよ。そう考えると凄いなあ。
バスの時間になったので、バスに乗り込んで関西に帰りました。
1人でバスに乗るのとか、だいぶ久々です。帰りのバスでは、後ろに人がいなかったのでラッキー!と思っていたのですが、リクライニングのレバーだと思って引いたレバーが足の部分を跳ね上げさせるためのレバーだったらしくて、「この椅子、リクライニング機能壊れてるやん……最悪や……」と思いながら渋々寝ていました。
大阪つく5分前に「あ、これがリクライニングレバーやんけ!」と見つけたのですが時既に遅し。家に帰ってバイトまでもう1回寝ましたとさ。
ということで、東京旅行編はおしまいです。色々と楽しかったので、また遊びに行きたいなと思います。東京の皆さん、またお会いしましょう。それでは。
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