境界の彼方という、奈良が舞台のアニメのお陰で当ブログ(移転前の方ですけどね)も10月のアクセスが激増致しました。ありがたいことでございます。あとは美味しい日本酒が呑める程度の稼ぎが出ればいいんですが、世の中そんなに甘くないですね。稼ぎの為にやってるわけではなく、ほぼ道楽のようなブログではございますがこれからもよろしくお願い致しますね。

なんだいきなり。

さて、皆さん。みなさんお住まいの地域もしくはみなさんの出身地域にある酒蔵の名前、もしくはお酒の名前って御存知ですか?
地元と言っても都道府県単位なのか市町村単位なのかでちょっと変わってきますけれども、行きつけの呑み屋みたいな感じで、1つくらい知っておくと贈り物する時とか結構良いかもしれませんよ。あと地元って意識があるとちょっと贔屓にしたくなるのが日本人(?)ですしね。

まあ、最近ですと地ビールなんてものもありますし、日本酒が苦手な人は別にビール工場とかでもいいんじゃないかなと思います。友達来た時とか、ビール工場に連れてってあげるとお酒好きな人なら喜ぶんじゃないでしょうかね?
20歳以上になったなら、お酒関係のお店を1つくらい知っておくとちょっといい気分になれたり…すると思います。多分。でも、僕とかでもそうですよ。奈良の新たな一面を知ってもらえたらやっぱり嬉しいですからねえ。
さて、9月29日のお話なのですが、いしさん(@mk_ishi)が関西に来るとの事だったので、えろくまちゃん(@Aloekuma)含め3人で奈良市内をぶらぶらと散策することにしました。


昼前にお二人と西大寺駅で集合し、いざ奈良駅へ。もちろん、せっかく近鉄に乗っていただくので特等席に参りましょう。前面展望じゃないですよ。え?近鉄特急乗れって?

どうして西大寺から奈良のあの距離で特急乗るんですか(真顔


特等席というのはここですよ、ここ。

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▲近鉄といえば連結してるとこですよね
ここの窓あけてる人結構見ます。

9月といえば秋ですが、まだそんなにひんやりとした感じではなく、本当に秋なのかなという感じでした。平城宮跡もまだただの平原ですな。俺たちなら瞬きする間に通過できる。忘れないことだ。ちょっとだけ窓を開けてみると、ちょうどいい風が吹き込んできます。そして、今からどこへ行くかというと…

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▲道中見つけた「なーむくん」の家
お前誰だよ!

僕達が来たのはこんな所(失礼)ではなくて、この道をもう少し歩き続けたところにあるので向かいます。道に迷ったような感覚になるような路地ですが、ひたすらまっすぐ進むと目的地が見えてきます。

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▲とあるお店の看板です
「元造醸鹿春」?

あれれ?わかりにくいですか?それではもう少し引いて見てみましょうか。そうすればわかりやすいかもしれませんね。さあ、どうでしょう。何か見えますかね?(白々しい)

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▲春鹿の酒蔵です
今回はここで試飲をすることに!

という訳で、「春鹿」という名前のお酒を作っている「今西清兵衛商店」にやって来ました。今日は昼間っからここで大の大人たちが試飲をします。昼間からお酒を飲むなんて結構なご身分ですな。でも今日は休日なのでセーフセーフ。

春鹿という名前は日本酒に詳しい方は結構ご存じなようで、「奈良といえば春鹿が有名だよね」という声を何人かの方からかお聞きしました。あとは梅乃宿ってお酒とかも知ってる人が多かったかな。僕は地元なので「そんなに有名なんやー」程度の認識でしかありませんでした。改めねば。

ちなみに、「春鹿」の名前の由来なんですが、鹿はおわかりですよね。だって奈良だもんね。じゃあ春は?と云いますと、これは僕も知らなかったのですが、春日大社の「春」なんだそうです。なるほど、季節の春ではないんですね。春のように華やかな…とかかな?と思ったのですが違ったようです。

鹿は春日大社にとって大切な存在なので今でも奈良公園であんなに放し飼いになっているのは皆さんご承知のとおりだと思います。「奈良=鹿」の等式が成立するのは奈良公園と春日大社のせい(おかげ?)です。

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▲お店の中はこんなかんじです
中央のテーブルで利き酒をさせてもらえます。

利き酒は500円(400円だったんですが消費税率改定に伴って値段が上がりました)。500円で5杯、つまり1杯100円なのでお得ですね!無料で飲むよりも、ちょっとお金をとって少しの量を飲ませてもらえる方が(飲む段階で既にお金を払っているので)、何も買わなくてもあんまり後ろめたい気持ちはないですし、お金を払っているからこそじっくりと味わおうと思ってゆっくり飲むことが出来たりするので、どちらかと言うと僕は有料の試飲のほうが好きです。とはいうものの、値段が高いのはちょっと気が引けますけどね。

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▲今日のおしながき
この5種類のお酒を飲ませて頂きます

お姉さんにお酒をついでもらいます。
ちなみにここのお姉さんはアルバイトさんで、奈良の各大学で募集してるらしいです。お酒を仕事にするのはちょっぴり大変そうだなと思いますが、地元の銘柄の良さを伝えていくことに携われるというのはちょっぴり羨ましいですね。あ、そうそう、お姉さんはあんまりケバくなくて可愛かったですよ。え?ああ、そういうところのレポートはいいですかそうですか。

ではまずはこちらから飲みましょう。

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▲春鹿「超辛口」
純米酒です。

結構さらっとしてるなーという感じでした。味を伝えるというのはなかなか難しいんですが、舌がきゅっとする感じとでも言えばよいのでしょうか。甘くないのが好きな方にはおすすめかも。

お酒と合う食べ物なんて話も結構気になりますが、辛口と甘口だとどう違うんでしょうね?僕は甘いお酒の方が好きなんですが、いわゆるちょっと辛いと言われるお酒の方が食事も進むのかなあと思ったりします。あと、ちょっとずつ飲むから酔いも遅そうだなあと思ったり。個人的な意見ですけどね。

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▲而妙酒 「白滴」 純米吟醸酒です
ワイングラスで日本酒を楽しむアワード金賞とのこと!(そんな賞があるんですなぁ)

辛口なのですが、ほんのりと甘い風味が口の中に広がる感じでした。言われてみれば、確かにワインっぽい気も…?(酔ってたからかな?w)
このお酒、えろくまちゃんが気に入ったようで帰り際に購入してはりました。

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▲春鹿「極味」
本醸造酒です

ぬる燗にしたら美味しいお酒らしいです(飲んだ時は冷やでしたが)。
そう言われるとちょっとぬる燗で飲みたくなるかも。僕は基本的に日本酒は冷やで飲むほうが好きなんですが、前回の記事だったかで飲んだひやおろしの燗を飲んでから、これはこれでいいなぁ…と思うようになり、機会があれば家で熱燗作ってみたいなーと思うようになりました。(お湯沸かすの面倒くさいってのもあるんですが)

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▲山廃純米生原酒 「青乃鬼斬」
生産限定品らしいですよ!

このお酒、生産限定品なのですが実は以前じょにぶら氏が僕の家に遊びに来た際に手土産として持ってきたのがこのお酒。そういえばその時に「このお酒、限定品やから一緒に飲も思て持ってきたんや」と言ってた気が。いやあ、また飲めるなんて!

このお酒を口の中に含むと、アルコールが揮発して少しきついお酒なのかなあという印象を受けます。鼻にアルコールが抜ける感じといえば良いのでしょうか。実際にはそんなにきついお酒ではないんですけど、最初の印象はそんな感じでした。慣れてくるとそうでもないんですけどね。まあこれは日本酒全般的に言えることかもしれません。このお酒、味はしっかりとしていますのでもちろんお酒だけでも飲んで楽しめますし、なにかおつまみと一緒に飲むのも良いと思います。僕は結構好きなお酒です。

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▲零下貯蔵 210日熟成
純米吟醸生原酒です。

じょにぶら氏に「春鹿行くの?ちょっと買っといてくれへん…?あればでいいから!」と頼まれていたお酒です。あの人がそんなこと言うってことはそれくらい美味しいってことなんかなあと思いながら飲んでみると、びっくり。おお、フルーティな味がする。

上の画像にも「フルーティなお酒です」と書いてましたが、納得です。香りもよく、味もしっかりとしていて、とても美味しかったです!
僕といしさんはこのお酒が気に入りました。残ってたら買いたいんだけどな。

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▲奈良漬を出していただきました
奈良出身だけど僕は奈良漬は苦手なのです

上からきゅうりの奈良漬、瓜の奈良漬の燻製、瓜の奈良漬です。
奈良漬はお酒の香りがきついので、僕はあんまり得意なほうでは無いのですが、燻製の奈良漬はとても美味しかった!買って帰ろうかと思ったんですが、今買うよりまた今度来た時の楽しみにおいておこうと思って敢えて買いませんでした。

燻製の奈良漬は、もともと正倉院展の時に美術館の前のブースで販売していた限定品だったそうですが、気がつけばいつも売ってるようになったんだとか。ただ、ネット販売はしてないみたいです。食べたい方は是非奈良まで来ればいいよ。

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▲「ときめき」
発泡純米酒です。瓶の中でもまだ発酵してるからしゅわしゅわです。

最後に「ときめき」を頂きました。まあ、5つと言いながら6つ飲ませてくれるわけです。
瓶内でもまだ発酵しているため、泡がまだ出てきます。口当たりは少ししゅわっとしており、シャンパンみたいな感じなのかな。シャンパン飲んだことないけど。(シャンメリーはあるけど!)味は最初は酸味がちょっとするんですが、甘酒の甘さを連想させる(連想も何も、両方とも米から作ってるから似てて当然なんですが)ようなほんのりとした甘さが口のなかで最後にふわっと広がる感じでした。

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▲お金持ちの家にこういうのありますよね

さて、お昼ごはんを食べるにはちょうどよい時間なので、酔い覚ましがてら東向商店街まで戻って腹ごしらえをしました。あの店、店員がやたら馴れ馴れしいというか客って分かってんのかお前って感じの接し方だったから二度と行かないけど。

そして、2人をつれてなら泉勇斎さんへ。
行きつけのお店を紹介するというの、一回やってみたかったんでちょっとテンション上がります。

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▲長龍「吉野杉の樽酒」
えろくまちゃんイチオシのお酒です

まずはこの吉野の樽酒から頂きました。長龍酒造は僕の実家の近所の町(まあ他の酒蔵と比べると近所なだけなんですけど)の酒蔵です。風味もよくなかなかのお味でした。

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▲三諸杉 純米吟醸生原酒
次に頂いたのはこちら。

いつもは飲むときに「じゃあ甘めで!」とか要望を言って出してもらうんですが、何でこれ頼んだんだっけ…?(覚えてない)
さらっとしてて、だったかなぁ…?ちょっと記憶に残ってないです。生原酒なので、ちょっときついかなぁという感じだった気がします。あんまり印象残ってません。すいません。

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▲金鼓「天の二上」
吟醸酒です

甘めでフルーティといえば五神「酒蔵」をオススメしてもらえるんですが、この時は確かフルーティじゃないけど甘いお酒って無いですか?って聞いて出してもらった気がします。

おつまみに「酒粕のチーズ」ってのがあって、他のおつまみよりは少し高いんですが、いしさんが頼んだのを1つ頂きました。とても濃厚!ちょっとお酒の風味が強いので苦手な人は苦手かもしれませんが、濃厚な味で口のなかでとろけていく感じがして、とても美味しかったです。お土産なんかにも良いと思いますよ!写真撮るの忘れた…

段々とお酒の美味しさが分かってきたんですが、未だにお酒関連で知らないことはたくさんあります。味の表現なんてのも難しいですし、吟醸香ってわかる?って言われても中々口では説明できません。飲んだらたぶん分かるんでしょうけどね。頭で理解しているというよりかは、どちらかというと感覚で理解している方が多い気がします。だから、そういうのをわかりやすく説明した記事が書ければいいなあと思ってます。「奈良のお酒のいろは」みたいな記事ね。まあ、書くとなるとガチで書くと思うので時間はかかると思いますが、書きたいなーと思っているのでそういう記事が見たい方はまったりとお待ちください。勿論更新はきちんとしますよw

あとアレだな、きき酒選手権も出てみたい。ね?じょにさん。


境界の彼方の舞台の1つは三条通りらしいですね。聖地巡礼ついでに神社仏閣巡りなんてのもいいですが、そこに「お酒を楽しみながら」ってのを付け加えてみるのは如何でしょうか?奈良のお酒は美味しいですよ。

未成年ならお酒飲めないですけどね。
いやほんとに、年齢詐称して調子に乗って飲んだりとかやめてくださいね。自分の迷惑だけで済めばいいんですけどお店に迷惑かかるし。あと行きつけのお店無くなるのすごく寂しいし。(主に後者)
お酒は二十歳になってから。二十歳になれば、美味しいお酒でホロ酔いしましょう。


次回記事もたぶんお酒になりそうな予感しかしない。