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銘 柄 三諸杉(みむろすぎ)

種 類 純米酒

蔵 元 今西酒造

場 所 奈良県桜井市大字三輪510





SakuraiCity 右図の橙色に位置しており、近鉄大阪線・JR万葉まほろば線の桜井駅が市の中心部にあります。

桜井市には、大神神社・談山神社・安倍文殊院・長谷寺などといった有名な社寺や、山の辺の道があります。どれかひとつは聞いたことのある名前があるのではないでしょうか。

大神神社は蛇の神様を祀っていますが、お酒の神様としても知られているため参道の入口付近には奈良だけでなく色々な酒樽が置かれていて面白いです。あと夜は幻想的です。

安倍文殊院は「三人寄れば文殊の知恵」の言葉で知られる文殊菩薩が祀られており、受験生御用達のお寺です。コスモスも有名です。

20131113_195526 三諸杉という銘柄なのですが、初見ではなかなか読めないかもしれませんね。

この「三諸」というのは、三諸山、現在の三輪山に由来します。大神神社は三輪山がご神体ですので、拝殿はありますが本殿は存在せず、大変珍しい神社です。
(まあ、「霊峰」と呼ばれるものは基本的に神様が宿っていると古来から信じられてきた山ですので、例えば富士山とかも大きな視点から見たら同じ種類と言える…のかな?)

桜井のお酒といえば、前々回あたりで「談山」を紹介しました。同じ桜井市なのですが、談山神社と大神神社の場所はだいぶ離れています。ただ、どちらも神社の近くにあるんですよね。不思議です。

他の県は知りませんが、奈良県の場合は古くから酒造りを行っている蔵の近くには何かしら大きめの神社や寺院が存在するケースが多い気がします。一見、「ほんまかいな」と思うのですが、神社・寺院は神仏に捧げるお酒を造るため、技術が蓄積されていたと言うのは事実です。関係ありそうな気が……

さてさて、このお酒のお話へ移りましょう。「切辛」は「せっから」と読みます。

口に含んでみると、香りが口の中に広がって鼻孔をくすぐります。ラベルに貼ってあった「芳醇」の文字にも納得できますね。名前からしてなんか辛そうな味のするお酒ですが、確かに甘くはありませんでした。

どちらかと言うと、味がスッとしている感じ、敢えて言い過ぎな表現をすると、水のように飲めるお酒でしょうか。飲み過ぎ注意です!甘いお酒があまり好きでない人にはオススメできます。

上の写真は甘酒と並べたものですが、2つを比べると透き通り具合の違いがよくわかります。ちなみに本当の甘酒ってノンアルコールで、米と米麹から作られたお酒なのです。酒粕が入ってるのは甘え。

甘さもお米を噛み締めた時の甘さしかなく、僕はみんなにおすすめしています。
甘酒なら子どもも飲めるんやで!

それでは、また次回。