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銘 柄八咫烏(やたがらす)

種 類本醸造酒

蔵 元北岡酒造

場 所奈良県吉野郡吉野町上市61




YoshinoTown 奈良県吉野町は奈良県の中央に位置する町です。吉野川が流れているため、吉野杉・檜の集積地として栄えました。

吉野という名前は日本史の中で必ず出てくるので、知らない人はいないでしょう。南北朝時代に後醍醐天皇が南朝を開いた場所です。

また、古くから桜の名所として有名です。春に吉野山が桜色に染まる様子は圧巻。千本桜という言葉がこの地で生み出されたのも納得がいきます。

杉というと酒樽の原料になりますので、近場の材料で樽も作れ、水も豊富、おまけに花見を毎年楽しめる土地となると、清酒造りが始まったのも必然なのかもしれません。

八咫烏の新酒です。このメモを書いた時期は2013年の11月頃です。

さて、話は逸れますが、八咫烏ってご存じですか?
足が3本はえている伝説上の烏で、熊野三山のシンボルとも言えるべき存在です。また、日本サッカー協会のエンブレムにも描かれています。なんとなく聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

さて、お酒について話をしていきましょうか。

20131123_190930 香りは確かにあるのですが、他の新酒に比べるとフルーティさは少し控えめな気がします。新酒だからなんでも華やかな香りがするという訳でもないでしょうし、もしかしたら本醸造酒というのも関係しているるかもしれません。

口に含むと、米のしっかりとした味が舌の上に現れます。お米の味という意味では存在感が強いですがそこまでこってりした味ではありません。また、飲むときは舌をさらりと通り過ぎていきます。

ただ、このお酒は原酒なので、水などでアルコール度数を調整していません。ですので、他のお酒と比べると少しアルコールは強めだと思います。

「日本酒」の良いイメージを集めた感じのお酒だなというのが個人的な感想です。
また、風味はさらっとしていて透明感のあるお酒だなあと思いました。
初心者のかた、ぜひ入門編としてどうでしょうか。

それでは、また次回に!