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銘 柄談山(たんざん)

種 類純米酒

蔵 元西内酒造

場 所奈良県桜井市大字下3





SakuraiCity 右図の橙色に位置しており、近鉄大阪線・JR万葉まほろば線の桜井駅が市の中心部にあります。

桜井市には、大神神社・談山神社・安倍文殊院・長谷寺などといった有名な社寺や、山の辺の道があります。どれかひとつは聞いたことのある名前があるのではないでしょうか。

大神神社は蛇の神様を祀っていますが、お酒の神様としても知られているため参道の入口付近には奈良だけでなく色々な酒樽が置かれていて面白いです。あと夜は幻想的です。

安倍文殊院は「三人寄れば文殊の知恵」の言葉で知られる文殊菩薩が祀られており、受験生御用達のお寺です。コスモスも有名です。

「奈良うるはし」とは

端的に言うとお酒の名前で、色々な蔵がこの名前で売り出しています。

清酒発祥の地、奈良。平城京に都があった時代から、酒造りは行われてきました。
その酒造りの中心となった場所が正暦寺というお寺です。現在このお寺では酒造りは殆ど行われていませんが、酒母の仕込み(酒母とは酵母を培養したものです)が行われています。

正暦寺と、奈良県内の有志の蔵元さんが集まって「奈良うるはし酵母」と呼ばれる酵母を作りました。
そしてその酵母と、奈良県産のお米を使ってつくられたのが「奈良うるはし」というお酒なのです。

奈良うるはしは、黒松稲天・猩々・長龍・菊司・梅乃宿・百楽門・金嶽・千代の松・嬉長・出世男・五神・豊祝・美代菊・鷹長・談山の各蔵でつくられています。どれも同じ酵母を使っているのでなんとなく風味は似ているのですが、蔵によって作り方が違うため味はそれぞれの特徴が出ています。

20131127_192814 さて、香りですが、フルーティな香りはあまりしません。どちらかと言うと、甘さを感じさせないような、そういう香りがしました。

そして、お酒のしっかりとした味がします。ですが、甘さはあまりありません。きりっとして飲みやすいですが、口の中でほんの少しですが酸味もします。他のお酒よりは酸味が特徴的かな?と思います。

奈良うるはしと名の付くお酒はどの蔵のものでも仄かに酸味を感じられる気がします。しかし、飲みこむと、口の中にほわっと甘い風味が残ります。味自体はそこまで甘くなかったのに、後味がほわりほわり甘いので、不思議だなあと思いました。
さて、この奈良うるはしは奈良県独自のお酒なので、他の都道府県ではつくられていません。せっかくですので、ぜひ一度奈良に来て飲んでみてください。

それでは、また次回。