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銘 柄五神(ごしん)

種 類純米吟醸酒

蔵 元五條酒造

場 所奈良県五條市今井1-1-31





GojoCity 五條市は、駅名は「五条」なのですが、市名は「條」が正しい表記です。四條畷と一緒ですね。
地図を見ると奇妙な形をしていますが、これは市町村合併の名残。大塔村と西吉野村を合併したことによりこのような形になりました。旧西吉野村はもともと柿の名産地でした。もちろん現在も柿の名産地です。一方、旧大塔村は星が綺麗に見えることで天体愛好家の間では有名だそうです。

さて、五條を語る上で忘れてはいけないのがつい最近まではバス専用道として有名だった国鉄阪本線。惜しくも老朽化により専用道は閉鎖されました。奈良県も、山岳部はどんどん過疎が進んでおり、公共交通機関の維持も大変なようです。

あと、天誅組の変は五條で起こりました。

「奈良うるはし」とは

端的に言うとお酒の名前で、色々な蔵がこの名前で売り出しています。

清酒発祥の地、奈良。平城京に都があった時代から、酒造りは行われてきました。
その酒造りの中心となった場所が正暦寺というお寺です。現在このお寺では酒造りは殆ど行われていませんが、酒母の仕込み(酒母とは酵母を培養したものです)が行われています。

正暦寺と、奈良県内の有志の蔵元さんが集まって「奈良うるはし酵母」と呼ばれる酵母を作りました。
そしてその酵母と、奈良県産のお米を使ってつくられたのが「奈良うるはし」というお酒なのです。

奈良うるはしは、黒松稲天・猩々・長龍・菊司・梅乃宿・百楽門・金嶽・千代の松・嬉長・出世男・五神・豊祝・美代菊・鷹長・談山の各蔵でつくられています。どれも同じ酵母を使っているのでなんとなく風味は似ているのですが、蔵によって作り方が違うため味はそれぞれの特徴が出ています。

20131215_183900 あまり甘さを感じない香りになっていますが、口に含むとお酒のふわりとした香りが広がります。

口の中に入れた時に、お酒のしっかりとした味とともに甘さが舌の上に乗る感覚がします。
ただ、気持ち酸っぱいですが、そもそも「奈良うるはし」というお酒そのものが酸味を持つ傾向があるのかなと個人的に思います。しかしながら酸味はお酢のようにキツくなく、仄かに感じる程度です。

この酸味は奈良うるはし酵母を使ったお酒には共通した風味なのかもしれません。この奈良うるはしは奈良県限定のお酒ですので奈良でしか味わえません。ぜひ奈良に来てその味を確かめてみてください。

それでは、また。