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銘 柄百楽門(ひゃくらくもん)

種 類どぶろく

蔵 元葛城酒造

場 所奈良県御所市名柄347-2




GoseCity 「ごしょ」と書いて「ごせ」と読むので、県外の人は初見でなかなか読めない地名です。僕はテストで「ごせ」と書いてしまったことがあります。

前回の葛城市と接しており、この地域は葛城氏という昔の豪族によって治められていました。御所市を通り、そのまま紀の川にそって和歌山まで行く道は、古墳時代から街道として存在していたらしく、例えば風の森峠などは当時から存在している峠だそうです。まあ、今の道が当時の道そのものだ、という訳ではないのですが。

御所市はツツジで有名な葛城山(別名:篠峯)があり、シーズン時は混雑します。他にも、水平社発祥の地であったりだとか、どこかのマンガで聞いたことのある高鴨神社があるのも御所市です。

というか、まずどぶろくについてですね。簡潔にまとめたものはこちらにあります。

どぶろくは簡単に言うと絞る前のお酒で、これを濾すことで透き通ったお酒が出来ます。
違法酒のことをどぶろくと呼ぶこともあるらしいのですが、それは後付けです。ちなみに、どぶろくはお国から許可を貰えたら個人でも醸造して問題ないらしいです。

まあ、お酒作るのって難しそうですし何より税金がかかってきますので、作れるかどうかは別ですけれどもね。それに、そもそも簡単にお酒が作れるなら杜氏さんなんて必要ないのです。

新酒などのにごり酒との大きな違いは、濾したか濾してないかにあります。なのでどぶろくにはもろみが残っています。そしてなにより、とてもドロドロとしています。味も濃く、甘めなお酒なのですが、アルコールは強いため、酔いは他のお酒に比べると早く回る印象。

新品の瓶を開けるときは一気にフタを開けるのではなく、少しずつ開けなくてはなりません。
瓶の中でも発酵し続けているからです。ですので、発酵が進んでも爆発しないよう、相当強い圧力をかけて瓶に詰められています。

フタを開ける前はあまり中身が入ってないように見えても、フタを開けると「シュッ〜〜」という音とともに瓶内の水位が上昇し、普通のお酒と同じくらいの高さになります。
開け方にもコツがいるみたいで、一気に開けると噴水みたく大爆発を起こすので、蓋を開けては閉め、を何回か繰り返さなくてはなりません。

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▲とっても濃厚です

さて、香りですが、そんなに際立った香り(フルーティだとか、そういう類のもの)は感じられませんでした。そして、味はとても濃厚。いや、とてもだなんてレベルじゃないです。口の中の様子はお酒を飲んでいるのにまるでチーズを食べているかのようにトロットロ。ただ、濃厚なお酒が苦手な人はあまりオススメできないかなと思います。

口に含むとキメ細かな泡が口の中にはりつきます。これは、炭酸を封じ込めたりしているのではなく、瓶の中でまだまだ発酵していたという証拠。つまり、瓶の中で酵母が生きているんだなということを感じられるのです。そして、もろみと一緒にお酒を噛みながら飲むと、泡のシュワっとした感じとともにふわりと甘さも出てきます。どぶろくは不思議なお酒です。

美味しいのですが、アルコールの度数が少し高いのと、この時僕は何も食べておらず空腹にお酒だったのとで、酔いが早く回ってしまいました。この日は友達の家へ泊まる予定だったのですが、駅までの道のりは少しフラフラっとしてしまいました。お酒の飲み過ぎ・体調管理には気をつけましょうね。
それでは、また次回に。