ここしばらく、ちょっとした用事でけいはんなプラザに行っておりまして。
けいはんなプラザ、ね。知ってる人ってどれくらいいるんでしょうか。

学研奈良登美ヶ丘駅からバスで10分かそこらで着くところにありまして、研究施設や住宅地、少しばかりの商業施設があるような所でして、賑わってるのか寂れてるのかいまいちよく分からない所なのでございます。造成したけど使ってない土地も結構見られます。

光台
▲この図で「けいはんなプラザ」を探してみよう

まあ地図を見れば明らかですよね。
ですが研究施設が点在しているため、あまりごちゃごちゃしててもなあと思います。パチ屋とかそういうお店も無いですし、住居環境という面では結構良いのではないでしょうか。駅から遠いのがちょっと不便ですが、バスもある程度本数がありますし。

さて!そんな今回の旅のスタート地点なわけですが、場所は京都府精華町のけいはんなプラザ。
特に目的のない旅ではありますが、だいたい県道に沿って歩いて行こうと思います。
目指せ西大寺駅。およそ7.2kmを走破(徒歩だけど)しようという試みです。

ちゅーことで、いざスタート!
けいはんなプラザから少し東に歩くと府道52号線が奈良へ伸びています。

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ちょうど国立国会図書館関西館がある交差点です。
そこを曲がると光台一丁目というバス停がありました。

HikariFuben

先ほどの図の流用なんですが……
ピンクの矢印はそれぞれ近鉄けいはんな線の学研奈良登美ヶ丘駅と近鉄京都線の祝園駅を結ぶバスです。一方、紫の矢印は押熊を経由して大和西大寺方面へと向かう道です。
っていうかまさに今から歩く道です。

押熊はどの路線の駅からもやや離れており、バス必須な場所という印象が否めない所ですので、けいはんなの精華地区(今回のスタート地点の周辺地区のことです)から西大寺方面へと向かうバスがあってもおかしくないのかもしれません。ていうか需要結構ありそう。

そう思ってバス停の時刻表を見てみると……

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…………あれ???

なんとまあ、土休日に1本しかないとは。
確証はもてないのですが、これがいわゆる免許維持路線ってやつでしょうか。
国会図書館を越えると突然緑が生い茂る未開発地区なので、今後の開発を見込んで路線を寝かせているのかもしれません。わかんないけどね。でももしそうならちょっとワクワクします。

追記(2015/4/17):この先の延長を見込んで、路線免許の維持ために最低限の運行をしていたのかと思いきや、実は過去にこの先にある乾谷までバス系統が設定されていたようです。(奈良交通50年史の路線図にて確認)
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国会図書館入口です。ただし関係者用なので、利用者は大通りの方から入らないといけません。


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実際、隅っこの開発状況はこんな感じなのでまだまだこれから発展していく予定なのでしょう。
そう信じることにしましょう。あ、ちなみにこれは終点の光台一丁目南停留所付近です。

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南へと向かいます。まだこの辺りは土地しか開発されていませんが、道路は立派な2車線のため結構利用されているようです。写真は車来ないタイミング見て撮ったので過疎ってるように見えますが……

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52号線に沿って歩き続けても良かったのですが、脇へそれる道が僕を呼んでいるような気がしたので降りてみました。いよいよ田舎という感じがします。さっきまで研究都市や住宅地だったのが嘘のような緑の豊かさです。このコンクリートの壁の上に府道52号線が走っています。

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こんな道を今から進みます。少し不安ですが引き返すのがめんどくさいのでこのまま進みます。

ということで、次回に続く!