最近ちょっとバスに興味が出てきました。

というか、元々路線図が好きだったので、バスの路線図の魅力にも取り憑かれたというのがどちらかと言うと正しいのかもしれません。あと方向幕とかも見てて飽きないですよね。

一番身近なバスといえば、奈良県下を走る奈良交通。
今は緑と白の2色に塗られたバスが奈良県を縦横無尽に走り抜けていますが、バスの色がクリーム色、柿色と青色の3色だった時代から馴染みのあるバスです。鹿の絵は変わらないですね。

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緑と白の奈良交通

しかし、奈良県を縦横無尽に駆け抜けていたのも今は昔。
利用客の少ない路線は撤退・縮小され、もうバスが来なくなってしまった所も少なくありません。
今回訪ねた所もそんな悲しい末路を辿った路線の中の1つです。

さて、みなさんの中で東畑鳥谷という名前を知っている人はどれくらいいるでしょうか。

これは「東畑鳥谷線」という系統の終点の停留所なのですが、ここを走るバスはもう長らく前に廃止されました。もう10年近くが経とうとしています。精華地区が今のような発展を遂げる前から走っていたバスの経路に何か遺されたものが無いか気になったので、今回は散策してみました。

なお、今回は「十津川特急の路」というサイトの「みかん村の自由乗降区間」内にある「春の山城に消えたバスの路」というページを参考にしました。むかし偶然このサイトを見つけて、廃バス停に行ってみたいなあと思っていたんですよね。
この記事はもう少し早く更新しようと思っていたんですが、折角だしもう少し情報を揃えようと思い、図書館でバス経路について記されてそうな書物を探していると思いのほか時間がかかってしまいました。でも平成5年度の奈良交通の路線図(全停留所掲載)を見つけることが出来たので満足です。

例にもよって、今日もけいはんなプラザからスタートします。

Higashihata
今回の道のり

ちょうど、けいはんなプラザの前を精華町のコミュニティバス(精華くるりんバス)が通過したのでその道のりをたどることにします。本当は光台(けいはんなプラザのある地域一帯)の中は通過せず、ニュータウンの縁の道路を走っていたらしいのですが、縁の道路に出る道が上のルートしか無かったので今回はここからです。

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この先のビニールハウスが見えてる辺りが乾谷口バス停跡っぽいですね。先ほど紹介したサイトさんの所でも、乾谷口のバス停写真にビニールハウスがあります。

実はこのバス停の位置が断言できなかったのでなかなか記事にすることが出来ませんでした。乾谷という地名が、丁度ニュータウンを挟んで真向かいにも存在していたからです。先ほどの地図で言うと、府道52号線と国道163号線が交差するあたりです。そして、乾谷というバス停も存在していたんですよ。ちなみに乾谷停留所のは現存するのですが、兎にも角にもややこしいのです!

[仮説]◯◯口というのは「◯◯へ通じる道」という意味でつけられる事が多く(例:京の七口の「鞍馬口」)、今回の乾谷口という停留所名も、乾谷へ通じる道という意味でこの名前になったのではないかと思います。

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ニュータウンの縁という感じがします。宇宙の端っこはどんなのかわからないですが、ニュータウンの端っこはこんな感じなんですね。都会と田舎は入り混じること無く川で完全に分断されています。

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少し嫌な予感が脳裏をよぎります。

道が綺麗なんですよね
道が綺麗ということは、ここ数年で整備されたということで、要するに道路脇にちょっと凹んだバス停のスペースなども、工事の時に道路の一部に戻ってしまっているかもしれないということです。そうなると今回歩く意味が無くただの散歩になってしまいます。うわあ。

東畑口のページにも「道路の拡幅工事が進んでいる」と書かれています。

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「でも」とここでもう一度考えます。
東畑鳥谷線の後を引き継いで精華くるりんバスが走っているので、バス停などのスペースはそのまま使うはずです。なので、大丈夫だろうという無理やり結論付けました。多分やで、多分。

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・・・・・・うん、多分(汗

いやあ、それにしても綺麗な道路だなぁ。
後ろの方に見えるのが学研都市の精華地区です。右手の塀は中学校。先ほど、この道路はニュータウンの縁を走っていると述べましたが、この写真を見るとみなさんも納得ではないでしょうか。

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光台からこの道路へ接続する道の中で一番大きな道です。左右で開発度合いが全く違います。この道を真っ直ぐ進むと学園前や学研奈良登美ケ丘駅、学研都市の高山地区(生駒市)の方に行きます。

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段々と「ニュータウン」から「集落」へと、周囲一帯の風景が変わり始めました。ここは集落の入口とも言えそうです。東畑鳥谷線は狭隘(きょうあい)区間もあったそうなので、これは期待できそう。

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あ!これは!!!!!!

この凹み具合、これは明らかにバス停の跡地ですね。
やっぱりこの道で間違ってなかったようです。テンションも上がります。
現存しない停留所なので推測しながらの探索でしたが、この先は東畑集落へと繋がっている道ですし、高確率で東畑口でしょう。精華くるりんバスの停留所もどこかにあるはずだと意気込んで先に進むと、写真に写っている小屋の向こうにも停留所スペースを発見しました。

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現在は精華くるりんバスの停留所となった「東畑口」です。
さて、それでは次の東畑集会所停留所跡地へと向かいましょう。
エヌシーバス(奈良交通の子会社)から精華くるりんバスに移管した際に、東畑集会所から東畑に名称変更されました。集会所と名前が付くくらいですからこれはすぐに分かりそうです。

次回!東畑鳥谷線の終点まで歩きます!多分。
路線図も手に入ったことですし、早めに更新しますね。