こちらは、第二話「府道・県道52号線」その①の続きです。
未読の方はぜひそちらからお読みください。

前回までのあらすじ
けいはんなプラザを出発し、府道52号線をひたすら奈良県方面へと歩いていたら、橋の下へと降りる道を見つけたいるかむ一行(※1人です)。この道を突き進んでもどうせオチは分かっているのでちょっと冒険をと思い降りてみたいるかむに田舎を感じさせる道が待ち受けていた!

ということで、前回の続きです。続きを読む、からどうぞ。


この道ほんとに大丈夫なのかと思うような道でしたが、少し進むと下の写真のような道に出ました。この光景どこかで見たことあるなと思ったのですが、よく見ると奈良県の田舎ではこのような道が結構多く見られるのでそれかなと思います。まだ県境越えてないのでここは京都府なんですが。

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集落を抜ける道というのが本当にピッタリな道です。ちょっと脇へと入れば親戚のおばちゃんの1人や2人は居ようかという風情を醸し出す、懐かしさあふれる空間です。ただ、僕の知ってる親戚はこのようなところに住んでいないので、どうして懐かしく感じるのかはよく分かりません。人間の遺伝子に、こういう風景を見たら懐かしさを感じる、みたいなのが組み込まれてでもいるのでしょうか。

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向かいから小さめのバスがやってきても違和感が無い雰囲気です。昔の柿色と青色の奈良交通の色の小型バスが来たらテンション上がるのになあ。そう思いながら歩いていましたが、バス路線は残念ながら設定されていません。あんまり儲からないでしょうし、走っていないのも当然でしょうね。

[補足]帰ってから判明した事実なのですが、この区間は過去にバス系統が設定されており、光台一丁目南(①の記事の「おりば」の停留所)からこの道路へとつながってる道を経由し、乾谷へ向かっていました。途中に北乾谷という停留所も存在したようで、場所は今歩いている辺りだと思われます。(奈良交通50年史の全停留所一覧路線図より確認)

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奈良健康ランドの古い看板を見つけました。電話番号が市外局番5ケタで表されており時代を感じます。それにしても、あの太陽と鹿のロゴはこの時からすでに使っていたんですね。

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集落から、高の原駅近くのニュータウン「兜台」が見えています。ちょうど光台と兜台の間にこの集落は存在しているため、ここだけ開発されていないのが少しかわいそうな気もしますが、開発されてしまうとこの雰囲気が失われるのでなんだか複雑です。

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国道163号線が見えてきました。この区間は1車線の割に車の量が多く、歩道橋が設けられています。これが見えてきたということは、集落も終わりです。さて、府道52号線へ戻りましょう。

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さて乾谷から国道163号線を歩きます。途中で乾谷のバス停の前を通り過ぎたのですが、そんなに価値があるとは思ってなかったのでそのまま通りすぎてしまいました。奈良交通の昔の路線図を手に入れた今、もう少し周囲を調査すればよかったなとちょっと後悔しています。

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さて府道52号線にもどって歩きます。イカツい2車線道路をひたすらに歩いていると、県境が見えてきました。ここで京都府精華町から奈良県奈良市へと突入します。ついに奈良県に戻って来ました。
奈良県側のこの地域は押熊(おしくま)と呼ばれていおり、狭隘路線で有名な押熊線の終点にもなっています。そういえば昔押熊にはニノミヤムセンがあったんですよ。たまに来てたんですが潰れちゃいましたね。ああ、そうだ。あとハッスルもありますよ。忘れてはいけませんね。

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というわけで、来ちゃった(・ω<)

さて、少し寄り道したので戻りましょう。
いい忘れましたが、県境を越えたので府道52号線から県道52号線へと名前が変わりました。県境をまたいでも道路の番号を変えないようにしているようです。こういうの、ちょっとした優しさですよね。

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エディオンがありました。ん?ガラスの所になにか書いているぞ……?えーと、なになに……?







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お、宣戦布告だ!









これまた強気な発言ですが、商売ですしこれくらい言ったほうが消費者にはインパクトがあるのかもしれません。それにしても「専門店より」だなんて、専門店が聞いたら怒りそうですね。
え?なぜって?









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だって、道向かいに専門店あるんだもん!









しかも専門店側は特に対向する広告は出してないという。
君たちもうちょっと立ち向かいなさいよ。目の前に商売敵いてるんだから。学割とかで対抗してる場合じゃないですよ。向こうだって学割のカードくらい切ってきますよ。

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少し通りすぎてから、ふと振り返るとサークルKが見えました。先ほどのエディオンから少し歩いたところです。写真に本当にさり気なく写っているんですが、分かった人はいますか?
さて、また前を向いて、と。

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あれ?







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いやいやいや、








さすがにサークルK近すぎへんか。








ちなみにこの写真は同じ所で撮影しました。
ハッスルの近くにもサークルKがあったので、この付近には少なくともサークルKが3軒あるようです。まるでA列車で行こう21世紀版の、コンピュータによるコンビニ乱立と似ています。あいつらAIの癖になぜか区画ごとにコンビニ立てやがってたからな……

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奈良少年院です。この奥にはどんな人達がいるのでしょうか。用は無いので通過します。
ところで、少年院と少年刑務所ってどう違うんでしょうね。両方「少年」となってるから若い人対象なんだろうと思いますが、懲罰メインなのか更生メインなのかの違いとかなのでしょうかね?

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書き換えられた跡があります。これは昔県道27号線だった名残かなと思われますが、確証が持てないのでまた今度調べておきます。さて、秋篠町まで歩いてきたので西大寺駅ももうすぐです。

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押熊線の北秋篠停留所です。押熊方面へ向かうバスはここで県道52号線を曲がり、住宅街へと消えていきます。写真の道は県道52号線から曲がって押熊停留所へ向かう道です。いやしかし、ほんと狭いなあ。

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秋篠寺です。この付近も道が相当狭いです。車が来る度に道の端に寄ってやり過ごさなければならないと思ってしまうくらい狭いです(実際は寄らなくても車は通過できるのですが)。秋篠寺は住宅地の中でいきなり出現します。緑が多く、そして適度に寂れている感じがなんとも奈良っぽくて良いです。

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秋篠寺の前で道路は90度曲がっているのですが、ちょうど秋篠寺の門とは正反対に進んでいます。電信柱の所に警備員さんが立っているのが見えますね。この付近も狭隘区間なため、警備員さんがバスとやりとりをしつつ乗用車を止めるか進めるか判断します。そして、この先には奈良競輪があります。西大寺駅からよく臨時バスが運行されているので見たことのある方も多いのではないでしょうか。

あとはひたすらにこの道を歩けば西大寺駅に到着です。特に面白いものもなかったので写真は取りませんでした。また今度、押熊線に乗る予定なので、ルートが被ってるところはまた次回に。

ちゃんと西大寺駅に到着し、そのままお仕事へと向かいました。
歩いた距離は確か7.2kmだったと思います。途中寄り道しながらでだいたい2時間なので、程よい運動になりました。たまにはこうやって地元を歩くのも面白いですね。またちょくちょくやろうと思います。

それでは、今回はここでおしまい。