お久しぶりです。

先日、友達に「競馬を見に行かないか」と誘われ、一緒に阪神競馬場へ行って競馬を見に行きました。ちょうど宝塚記念という大きなレースが行われる日だったようで、とても混んでいました。

「競馬はオッサンの趣味で、競馬場は怖いオッサンのいる場所や。」というイメージがあったので、競馬場へ行く?と誘われても少し不安でした。ただ、聞く所によると最近はオッサンだけの趣味というわけでも無いようで、実際に行ってみるとわかったのですが若いカップルや家族連れも結構いました。デートですか。羨ましいですね(ブチギレ)

競馬といえば、「馬が走るんでしょ」「ディープインパクト」「仁川駅」「淀駅」「臨時列車」程度の知識がなかったので、競馬新聞を買い、夜にウォーリー氏(@worry787)とSkypeで1位予想をしたり馬券の買い方レクチャーを受けたりと、ある程度の予習をしてから行きました。

2015年の宝塚記念で注目されていた馬は「ゴールドシップ」という名前の馬らしいです。
今年のこの宝塚記念で勝てば史上初の3連覇らしいです。そういう記録がかかってるらしく、みんなが1位予想していましたし、実際、強いらしいです。僕は「ふーん、そうなんや」って感じでしたが。

ということで、阪神競馬場に行ってみたのでその状況のレポートですっ。


西宮北口までは順調に進みました。いつもと違う点といえば、梅田発の特急の中に競馬新聞を開いた人が多かったことでしょうか。ただ、馬主は超お金持ちじゃないとなれないらしく、競馬という貴族の嗜みが阪急沿線にあるのも納得できます。僕も近鉄貴族なので競馬を嗜もうかな。


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競馬開催時のみの臨時列車です。普段は10分に1本くらいしか走らない今津線の北線ですが、この日は約5分に1本のペースで走っていました。「西宮北口⇔宝塚」と「西宮北口⇔仁川」が交互に走る感じです。それだけ大量の人が押し寄せるってことなんでしょうね。昔は梅田から直通の急行があったそうですが、今はもうありません。あれば便利なんですけど、いくら大きなレースをやる競馬場とはいえ、そもそも競馬場へ行く人は減っているのかもしれませんね。


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むかし、阪急の正雀車庫の開放日に遊びに行った時に、「普通|西宮北口⇔仁川」の方向幕を買ってもらった思い出があり、いつか本物を見たいなあと思っていたのでとても嬉しかったです。ちなみに阪神競馬場のある仁川ですが、西宮市と宝塚市が入り組んでおり両市に仁川と付く町名があります。面白いですね。いるかむのおとんは西宮市側の出身です(どうでもいい?)

阪急電車といえば焦げ茶色でこの顔というイメージが強いでしょうか。アイボリーのラインを屋根に巻いているのも洗練されていてオシャレなのですが、僕は7000系より前は単色のほうが好きです。

さて、仁川駅につきました。今津線は駅間もそれほど離れていないため、あっという間に着きます。もうちょっとかかるかな?と思っていたのですが、この程度の所要時間ならば直通急行を走らせる必要もないのかもしれません。神戸線の特急が少し混雑するのがデメリットかな?


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駅の改札を出るとすぐ競馬場に直行する通路がありました。思ってたよりもすごく綺麗です。ここから競馬場へ行けるわけですね。確か途中に大きな道があったので、信号待ちをする必要もなく安全だし、この道を歩けばたどり着くので便利だなと思いました。


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ちなみに改札はこんな感じです。遊園地があったときの菖蒲池駅みたいな感じの駅です。娯楽施設と駅とが直結してる駅に多そうな構造ですね(とはいえ知ってるのは他にあやめ池くらいですが)。


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先ほどのエスカレーターを降りて、競馬場へと進みます。エスカレーターの上にはJRAのマークが書かれていました。電車大好きだった小学校の頃の僕は、JRAはJRのグループ企業だと思ってました。


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通路です。もうちょっと薄汚れた感じだと思っていましたが、明るく綺麗な通路でした。これだけ明るく綺麗ならば、帰りに駅まで歩いてる時でも「また来ようか」となりますね。


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さて入場ゲートに到着しました。田舎の小さな遊園地よりもよほどテーマパーク感がします。そういえば駅からここまでずっと屋根が続いていました。雨が降っても濡れないというのはポイントが大きいですね。ここで入場券を買って中へと入ります。今日は宝塚記念という、レースのランクの中でも最上級のレースが行われるらしく、特別な入場券が発売されていました。もちろんそっちを購入。


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とりあえず、最初は競馬が行われるコースを見に行きました。この日は晴れていたのでとても開放感にあふれていました。地べたに座る人も多く、少し無法地帯と化した雰囲気がなくもないですが、これが競馬場の普通の風景らしいです。でも立ちっぱなしでレースを見るのはキツい(もう若くない)ので、レースとレースの合間は僕も座って待っていました。


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大きいレースがあるからか、レースとレースの合間にトークショーが行われていました。
誰かな、と思ってよく見ると阪神タイガースの代打の神様こと桧山進次郎氏がなんか話していました。その隣のチェックの服を着たおっちゃんも競馬を知る知らない問わず知名度の高い方らしいですが、僕は初心者なので名前が分かりませんでした。おっちゃんごめん。


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レースはちょくちょく行われていましたが、暫く買う予定はなかったので競馬場内を散策することにしました。特設ステージではトークショーが行われる予定だったそうですが、残念ながらちっちゃいおっさんは体調不良で出走取消と書かれていました。出走取消となると勝馬投票券は返金となるはずですが、これ目当てで200円(入場券)払った人は入場券が返金されたのかなw


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パドックと呼ばれるお馬さんを歩かせる場所へ行きました。プロはここで馬の脚の筋肉の状態や馬の精神状態などを判断して、それから馬券を買うらしいです。僕はせいぜい「首よく振ってるな」とか「手綱持ってる人に寄り添ってるな」程度しか分かりませんでした。

ここの電光掲示板には前レースの払戻し金一覧と、次のレースのオッズ一覧が表示されています。どれが人気の馬なのかはこれを見れば一目瞭然です。みんなが同じものを買うと倍率が下がるので、穴を狙う場合はここを見ればよく分かります。オッズだけ見て買う人とかもいるみたいですね。


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ちょうど、7レースが始まるので見に行きました。6レースは馬券を買おうと思ったのですが、締切5分前なので諦めて7レースを考えていました。すると、1位予想と2位予想が当たっており、しかも少し高め払戻し金額となっており、やっちまった感満載でした。勿体無いことしたなあ。これで家族に回らない寿司を奢れたかもしれないのに。やらない後悔よりやる後悔ですね。

7レースは微妙に外しました。やっぱり競馬って難しいですね。ただ、何が1位になるかを考えるのは楽しいです。考えれば考える程分からなりますが、自分の中で基準を作って選んでいくのが結構楽しい。競馬って意外と頭を使うんだなあと思いました。


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しかしとても良い天気です。日差しが僕達を襲いかかります。暑い。とても暑い。
友達曰く、競馬は焼けるらしいです。そりゃ1日じゅう炎天下にいると焼けますよね。見に行く女性のかたは日焼け止めを塗っていく事をオススメします。日傘は周りの人の目を襲う危険性があるので、使うのはやめといたほうがいいかもしれません。競馬場、小さい子とかもいますからね。


写真が多いので、何回かに分けたいと思います。とりあえず「その①」は終わりということで。
また、2, 3日したら続編あげようとおもいます。