前回のあらすじ

友だちに誘われ、阪神競馬場へ宝塚記念というレースを見に行ってきました。
1番人気の馬が大波乱を巻き起こしたレースになったよ。

詳しくはその①その②を見てね。


この日でしばらく阪神競馬場では競馬が行われないので、芝のコースを少しだけ開放して歩けるという催しがありました。さっきまで馬が走っていたコースを歩けるのでテンションがあがります。


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天然芝が広がっています。
レース中に、「人工芝の競馬場ってあんの?」と友達に聞いたら大笑いされました。
人工芝だと馬の足に大きな負担がかかってしまうらしいです。確かに野球場でも人工芝って脚に負担がかかるっていうもんなあ。芝生の下がコンクリートより土の方がクッション性が高いのかな?

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ネギがいっぱい生えてるように見えてきますね。
芝生が広がる風景というのはとても綺麗に見えます。自然公園とかで芝生を養生しているのをたまに見かけますが、その理由がよくわかりますね。競馬場では無理ですが、公園に行った時などは芝生に座ってぼーっとしていたいなとよく思います。


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意外だったのが、芝のコースは内側に行けば行くほどボコボコだったことです。
毎週、馬が全力で通り過ぎる場所な訳ですから、ボコボコになるのは仕方ないでしょう。でも、これ絶対足に負担が掛かりそうだなぁ……。

人間でもここ全力で走れと言われたら足を取られてこけてしまいそうな状態ですが、馬は大丈夫なんでしょうか。確か、馬って「ガラスの脚」とも称されるほど脚は故障しやすいと聞きますし。


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ダートのコースです。折角なのでここも入ってみたいなと思いましたが、残念ながらはいれませんでした。芝と比べると均したりするのに大変だからでしょうか。グラウンドの整備は人力ですが、ここは人力で行うと日が暮れてしまうので、専用の車を使って綺麗にセッティングしていました。


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直線コースから見た、普段観客がいる席です。騎手や馬はこういう感じで僕達のいる場所が見えているんですね。普段とは違う見え方がする、というのは特別な感じがして好きです。

まあ、競馬場来たの今日が初めてなんだけどね


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芝のコースを歩いていると、レースの最初使うゲートを準備してくれていました。
JRAのサービス精神に感激です。まさか間近で見ることが出来るなんて!超人気サークルらしく、とても並んでいます。でも僕も並びます。普段こんなの触ることなんて出来ないですもんね。


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ここから馬をいれ、中に収まったらゲートを閉じます。ゲートを閉じる瞬間はテレビとかで何回か見たことがありますが、この扉は大きなマットのように固くない素材で出来ていました。


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ゲートを正面から!こんな感じになってるんですね!一応、馬のポーズで写真を撮りましたw
これがバァンと開くと「各馬一斉にスタートしました」と言われるわけですね。陸上競技などのレースでは「よーい、ドン」でスタートしますよね。それに対して競馬は何の掛け声もなくゲートが開いてレースが始まります。競馬は掛け声がないんだなぁと見てて気づきました。なんでだろ。


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ゴールまであともう少しのところから、観客席側を見てみました。
騎手や馬はこういう風に見えているんだなあ、と先ほどと同じ事を思ったのですが、ゴール直前ともなると前の馬へ追い込みをかけたり、後ろの馬から追いつかれないように逃げたり、馬も騎手も必死になるので、観客席側を見ている余裕は意外とないかもしれませんね。


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友達に、馬っぽいポーズをしてもらいました。「ゴールドシップやな!」と僕が言って2人で盛り上がっていると、知らん兄ちゃんが「オレ、損したんすよぉ」と話しかけてきました。正直、「知らんがな」と思いましたが、あんまり無碍にするのも可哀想なので適当に相槌を打っておきました。

知らん兄ちゃんは友達と喋り始めたので、僕はこっそり歩くスピードを遅くして距離を取りました。さすがに、いきなりフレンドリーに来られると怪しいですよ、やっぱり。


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ゴール地点です。人が多すぎて写真がちゃんと撮れませんでした。
後ろにダート用のゴールも写ってますね。どの距離のレースであれ、必ずここがゴールになっています。今日は大きなレースの日なので、宝塚記念仕様になっていました。


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ゆっくり進んでいたので、出ないといけない時間になってしまいました。大きな画面でも、レースが全て終わり、芝を歩いてる人たちを映したりしてくれていたのですが、それも時間が来たので放送終了となってしまいました。いやあ、あっという間だったなあ。

寝転ぶ人がいたので、真似していたんですが、そのせいで時間があっという間に過ぎたのかな?ですが、太陽の日差しを浴びながらふかふかした芝生で寝転ぶのは、開放的でけっこう気持ちよかったです。他にもキャッチボールしてる人とか、かけっこしてる人とかもいました。


あともうちょっとだけ続きます。それでは、また次回〜。