20140301_190736


銘 柄 猩々(しょうじょう)

種 類 特別純米酒

蔵 元 北村酒造

場 所 奈良県吉野郡
        吉野町上市172-1





YoshinoTown 奈良県吉野町は奈良県の中央に位置する町です。吉野川が流れているため、吉野杉・檜の集積地として栄えました。

吉野という名前は日本史の中で必ず出てくるので、知らない人はいないでしょう。南北朝時代に後醍醐天皇が南朝を開いた場所です。

また、古くから桜の名所として有名です。春に吉野山が桜色に染まる様子は圧巻。千本桜という言葉がこの地で生み出されたのも納得がいきます。

杉というと酒樽の原料になりますので、近場の材料で樽も作れ、水も豊富、おまけに花見を毎年楽しめる土地となると、清酒造りが始まったのも必然なのかもしれません。

「奈良うるはし」とは

端的に言うとお酒の名前で、色々な蔵がこの名前で売り出しています。

清酒発祥の地、奈良。平城京に都があった時代から、酒造りは行われてきました。
その酒造りの中心となった場所が正暦寺というお寺です。現在このお寺では酒造りは殆ど行われていませんが、酒母の仕込み(酒母とは酵母を培養したものです)が行われています。

正暦寺と、奈良県内の有志の蔵元さんが集まって「奈良うるはし酵母」と呼ばれる酵母を作りました。
そしてその酵母と、奈良県産のお米を使ってつくられたのが「奈良うるはし」というお酒なのです。

奈良うるはしは、黒松稲天・猩々・長龍・菊司・梅乃宿・百楽門・金嶽・千代の松・嬉長・出世男・五神・豊祝・美代菊・鷹長・談山の各蔵でつくられています。どれも同じ酵母を使っているのでなんとなく風味は似ているのですが、蔵によって作り方が違うため味はそれぞれの特徴が出ています。

20140301_190736

《このお酒の個人的な評価》
香りの甘さ 1
際立って目立つ香りはありません
味のしっかり度 3
少しだけ苦味?を感じたような気がします
柑橘系を食べたあとに感じる苦味に似た感じなんですけど、難しいなこれ
味の広がり度 3
舌の上でしっとりと拡がる感じです
お酒の甘さ 2
ほんのりと甘さを感じましたがお酒自体は甘くないかなと思います


「奈良うるはし」という名前なのですが、やはり蔵によって味は変わるなーという印象です。少し酸味を感じるというのは奈良うるはしに共通してると思うのですが、後味や甘さ、すっきり度合いなどが違っています。折角なので同じシリーズで飲み比べてみるのも面白いかもしれません。

※お酒の評価について
①5段階評価については数値が大きくなるにつれて各項目の度合いが強い事を表します。
②数値の高低はお酒の性格判断ですので良いお酒・悪いお酒を判断するものではありません。
③各項目についてはいるかむの主観で判断したものです。実際の感じ方には個人差があります。
以上3点は参考にされる際に十分ご注意ください。

それでは、また次回!