この記事は「広島へ行ってきたので」その①その②その③その④その⑤その⑥その⑦の続編です。

もうとっくに奈良に帰ってるので、早く旅行記事終わらせないといけませんね。筆が遅いといかんな。


前回のあらすじ

潜水艦と戦艦をたくさん見ました。楽しかったです。



ということで、友達に岡山駅まで車で送ってもらいました。


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というわけで岡山駅です。岡山駅といえば「貨物列車」と電光掲示板に出るのが珍しいなと思いました。どうやら遅れているようですがこれは台風の影響かな?僕たちは今からマリンライナーに乗って瀬戸内海を渡ります。


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ちょっと待つと、マリンライナーがやって来ました。仮面みたいな表情をしています。これに乗るのは確か中学生の時以来になるのかな?あの時は18きっぷでうどんを食いに行った記憶。


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2階建て車両ってテンション上がりますよね。近鉄だとビスタカーですね。下に乗っても別に地上の花園が見えるわけでは御座いませんので紳士淑女の皆様方、変な期待はなさらぬように……。

上階はよく揺れるので酔いやすいとか聞いたことがあります。逆に下階はあまり酔いにくいとかなんとか。酔いやすい人は下に乗ってみてもいいかもしれません。


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さて、今回乗るのはこちら!グリーン車の展望席です!
なんと、人生で初めてのグリーン車です!デラックスシートはあるけどグリーン車は初めて!


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運転台自体は普段見慣れた223系なんですが(というか四国と西日本で形式違うけど何が違うのかよく分からない)、風景は普段と異なりま……








暗くてあんまり分からん!








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走行中の風景です。夜なのでピントが合わず、ブレるというなんとまあという条件。
その割にはなんか速度感が出た写真になっていますね。時速40キロとかだけどさ。


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瀬戸大橋を渡るのは片道だけなので何とかして瀬戸大橋っぽい写真を撮ろうと思っていたのですが、まあ夜だから厳しいよねって感じです。すれ違う電車とか狙えばよかったかな?


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道中はフラッシュ炊くと運転士さんに迷惑がかかってしまうので、フラッシュをOFFにして撮影していました。これ紳士の嗜みですね。守らない奴は野蛮人です(言い過ぎ)。

まあそのせいかカメラと手が写ってますけども…w


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人生初のグリーン車は、景色が暗くてあまり何も見えませんでしたが、快適な車内でした。
ゆさちゃんと2人だけの空間を作り出してくれたマリンライナーは(あのボックス部分だけなんだけど)、あっという間に香川駅へと滑りこんだのでした。


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ああ、終わってしまう!僕のグリーン車が!(貧乏性)

止まらないで!!と願いましたが、止まらなければこのままどんがらがっしゃんして海にドボンしてしまうので、電車はしっかりと止まります。至極当然です。


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おやすみエクスプレス的な列車がとまってました。電車だ!と思って近づいたら気動車でした。
列車の記号が数字4桁なのが四国だなあと感じさせてくれます。
あととても裾が絞られてる(ように感じる)車体もちょっと珍しいかなと思います。


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高松駅といえばこれが有名ですね。中学で初上陸して駅で見かけた時は「なんだこれwww」と思いましたが、今見ると「通られたくないならもうちょっと前まで列車寄せればいいのに」と冷静にツッコんでしまいます。なんで奥まで寄せないんでしょうかね。過走時のリスク回避でしょうかね。


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やっぱり仮面っぽいですよね。甲冑被った人、みたいな。2階建てなのでちょっと頭長いですけど。
時間が時間ですのでマリンライナーも営業はおしまいですね。今日のお勤めご苦労様でした。


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四国カラーの国鉄型気動車ですね。この塗装は結構好きです。
昔はキハ58とかを見かけた気がするんですが、今でも走っているのでしょうか。このホームに停車中の車両は高徳線を走る列車で、今日の高徳線の最終列車なようです。


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行先はオレンジタウンですか。オレンジオレンジしてそうな名前ですね(意味不明)

今でこそカタカナの駅名というのは少しずつ増えてきていますが、この駅ができた当時は結構珍しい部類だったんじゃないかなと思います。調べてみたところ分譲地の地区名だそうですね。要するに○○台とかそういうたぐいの駅と同じというわけですか。インパクトありますね。


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こんな感じの写真が好きなんですよね。
乗務員さんが窓から顔出して確認してる写真とか、そういうの撮れたらいいなあ。

とりあえず、この日はゆさちゃんの家に泊まりました。
写真を見ながらオールスターを振り返ったり、呉の写真を見ながらいろいろ喋ったりしました。

そして次の日です。次の日は唐突にやって来る。


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人生初ことでんです。

イルカのことちゃんの存在は知ってましたし、ことでんのICカードはIruCaという名前だという事も知っていたので、奈良県を代表するイルカである僕としては是非お目にかかりたいと思っていました。ようやくその日がやって来た、という気分です。


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この電車は自転車を乗せても怒られない電車だそうです。
そういえば、むかし養老線とかでもやってるって話聞いたなあ。僕は自転車は長らく乗っていないのですが、自転車にのる人や自転車沼の人はこういった電車は便利な存在かもしれませんね。


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増結運転してたんですか。ことでんは幌繋がないんですね。

転落防止のやつが片方にしかついてないのを見ると、普段は先頭車両抜きで運転してる感じでしょうか。自転車乗せれる列車の時間帯とかになると増結する、みたいな。


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いいなあことちゃんは彼女がいて。

っていうか二人が持ってるのはワイングラスじゃなくてうどんの器なんですね。


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ゆさちゃんの最寄り駅から何駅か乗り、そして降りる駅を間違えて瓦町駅で降りてしまいました。
そこからしばらく歩いて片原町駅へ。目的はIruCaです。でもその前に金券ショップに寄って商品券を換金して錬金術を行います。帰りの交通費はこれで大丈夫だな。

んで、この写真は商店街を歩いている時に見つけた光景です。
アーケードの間をそう長くない電車がカタンコトンと通過していく光景は、ああ旅行しててよかったなあと感じるものでした。僕こういう雰囲気大好きなんですよねー。いいと思いません?


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IruCaは使えるカードらしいです。ことちゃんのお墨付きですね。僕も奈良県代表として購入します。これで使える男、いや、使えるイルカになれるだろうか……?

あとこの笑顔が可愛い。


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駅名票とIruCaとことみちゃんの3ショットだ!(僕の手を入れたら4ショット)

ことみちゃんはだいぶ前にゆさちゃんから貰ったものです。結構可愛いので今でも僕の旅行用のかばんにぶら下げています。あとは小さなりんかるがあれば日本三大イルカが揃って完璧なんだけどな。

りんかるのぬいぐるみ、大きいからなあ……


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ことみちゃんとIruCaとことでんの駅と電車といるかむの手の5ショットです(無理やり)

ちなみに、ことみちゃんはことちゃんの嫁さんだそうです。羨ましいぞ。
唐突ですがいるかむに嫁さんはいません。誰か。誰か。
りんかるは彼女いないのかな?


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JRの京都駅とかでよく見る電車がやって来たんかと目を疑いました。緑一色ですね。役ではない。

黄色とか赤とか緑とか、走る路線で色分けをしているんでしょうかね?そのうち緑一色じゃなくて真黄色とか真っ赤とかも出てくるかもしれませんね。ただ、この車体で真っ赤になると過去を思い出してアクロバティックな走行をされるかもしれません。


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この電車、京王かどっかで走ってなかったっけ?

関東の私鉄は普段乗らないこともあって自信がないので、合っているかはわかりませんが……
乗り心地は普通でした。どちらかというと、電車の行き先表示が電光掲示なのがびっくりしました。


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ことでんの始発駅、高松築港駅です。

中学の旅行で来た時、少し自由時間が出来たので、友達やら先輩やら何人かはここからことでんに乗っていったのを覚えています。当時の僕はお金がなかったので、それを見送ったあと駅前の港で船を眺めながら先輩とぼーっと待っていました。あれ以来僕はことでんに乗る機会があれば絶対に逸してはならないと固く決心しました。ようやく今日、それが叶ったという感じです。

ちょっと大げさですが、でもあれ以来乗りたいな―と思っていたのは事実なんですよね。
少し早めにゆさちゃんの家を出てまでして乗りに行ったのですが、とても楽しめました。


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そしてこちらはJR高松駅。つい十数時間前はこっちにいてました。また岡山行きたいなあ。

ただ、今はバスに乗って関西へ帰らなければいけません。窓口でバスの切符を買い、そして難波行きのバスに乗り込みました。2000円ぐらいで4時間ちょっとなので、小旅行には結構便利だなと思いました。四国って橋を渡らないといけないので遠いイメージがありましたが、4時間で2000円ちょっとで行けてしまうんならそんなに遠くないなーって感じです。

時間的なのか日程的なのかほとんど満席でした。隣に人が座るとの事だったので、若いお姉ちゃん来い!若いお姉ちゃん来い!可愛いお姉ちゃん来い!勢いで告白してくるようなお姉ちゃん来い!と祈り続けていたのですが、フタを開けると隣りに座ったのはワンカップを飲んでるおっちゃんでした。

又の機会ってことっすかね。


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あとは見慣れた光景ですね。つい2, 3日の間、電車といえば2両とか4両みたいなのをずっと見ていたので、環状線で8両とかくると都会だな―って思いますね。あとやっぱり近畿は安心します。

旅先でいろいろ感動するのが旅行の醍醐味だと思うのですが、それと同時に家や最寄り駅に帰ってきた時に「やっぱりここが一番やな」と感じるのも旅行に行かなければ感じられない事であり、旅行の醍醐味だと思います。どちらも感じた強さが大きければ大きいほど、それは良い旅行だったと言えるのではないでしょうか。今回の広島(と香川)遠征は本当にとても良い旅でした。

お世話になった皆様方、ありがとうございました。またよろしくお願いします。

それでは、また。